インフルエンザについてのお願い
日本産婦人科学会より、各産婦人科へ、発熱した患者さんの受診について、「かかりつけ産婦人科医を直接受診することは極力避け、地域の一般病院にあらかじめ電話をして受診」を薦めるように連絡が来ております。
産婦人科へ直接の受診を避けて頂くのは、
「感染すると重症化しやすい妊婦への感染を防止するため」です。
インフル症状が出た場合(38.5度以上の発熱・悪寒)
事前連絡なく当院に受診することは避けてください。
時間内なら近隣内科、時間外なら自治体の夜間休日診療所に受診し、インフルかどうかの診断を受けてください。
万一医療機関が見つからない場合は、当院に連絡ください。
抗インフル薬(タミフル・リレンザ)
もしインフルと診断された場合は、早期に抗インフル薬を服用してください。
数年前の新型インフル流行の際、海外でインフルによる妊婦死亡が多数報告されています。
薬剤の安全性は100%とは言えませんが、リスクは高くはありません。
抗インフル薬服用のタイミングが遅れて、万一重症化した場合には、母体(当然胎児も)死亡の危険もあります。
不明な点があれば、ご遠慮なく電話でお聞きください。
また、熱や咳等風邪症状ある場合も一度お電話していただくようお願いします。直接の来院は他の妊婦さんへの感染防止のためご遠慮ください。